株式会社マテリ・アソート
特許第6362204号「冷温水循環断熱パネルシステム」
☆ 無風プレハブ冷蔵庫  ☆ 通年きのこ栽培室

自動散水装置 DIY 

自動散水装置を自作しました。

キクラゲ栽培に散水作業は欠かせません。散水によって部屋の湿度を上げるだけでなく、直接きくらげに散水することで、個体を大きく厚くすることができ、害虫の卵・幼虫を洗い落とすという目的もあります。特に冬場庫内を温めると乾燥するため、1日数回の散水作業が必要となります。散水が不十分だと、菌床がダメになり、大きな損害が出てしまいます。弊社ではこのリスクを回避するため、自動で定期的に散水する装置を製作して使用しております。手がけ散水と組合わせて安定的なきくらげ栽培ができるようになりました。
装置の概要は以下の通りで、主に3つのパーツ群から構成されています。

■散水部 散水ノズル、ホース、コネクター、分岐コネクターなどを組合わせて、栽培
     室全体に散水機能を配置する機能です。材料はホームセンターのガーデニン
     グ売場、ネットで調達できます。
■取付部 散水ノズルを固定し、向きを調節する機能です。材料は矢崎化工さんのエレ
     クターパイプシステムを使います。ホームセンター、ネットで調達できます。
■制御部 水道と散水部の間に電磁弁を入れて、タイマーで制御する機能です。1分刻み
     で作動できる市販の自動散水タイマーを使ってもできます。

猛暑対策のミスト散水装置用できるかも?

補足説明 散水ノズル固定方法説明

自動散水装置を作るため、長い間散水ノズルを固定する部品を探しましたが、どこにも売っていませんでした。エレクターパイプのジョイント材がここまで散水ノズルのグリップの部分をしっかり挟み込むのには驚きました。屋外やビニールハウス内の散水に使えるかもしれません。少し詳しくご説明いたします。(使用したノズルはカインズさんで購入しました。)
※ プラスチックジョイントとパイプは専用接着剤で接続します。

おまけ きくらげ封入器を自作しました。

きくらげをボードン袋に入れて販売しておりますが、封入作業の時間短縮を目論み、落下式の封入器を製作しました。名付けて きくらげドリッパー」ダサッ!

■材料は広口ロート、スタンド(コーヒー淹れるのに使うもの)木端材、電線を固定する釘、アルミテープ。
■木端材にアルミテープを巻いて防水化し、スタンドを釘で固定。スタンドにロートを載せてアルミテープで数か所固定すれば出来上がり。

封入作業時間は約4割削減できました。ボードン袋の内側を手で触る必要がなく、仕上がりがきれいという効果も。

CONTACT

開発したパネルシステムを応用した商品を、フィールドテストを経て販売を開始いたしました。特殊な商品ですが、ご要望にマッチしたお役に立てる商品かもしれません。ぜひ一度ご覧ください。

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担当 竹下勇一郎
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