株式会社マテリ・アソート
特許第6362204号「冷温水循環断熱パネルシステム」
☆ 無風プレハブ冷蔵庫 　☆ 通年きのこ栽培室

いちごと梨の実験で、従来の冷却方式のプレハブ庫より水分が減るスピードが遅いことが検証できたので、昨年後半でシャインマスカット他のぶどうがどんな変化をするのか実験。
自重で痛む可能性を考慮して、負荷の少ない吊り下げた状態でも保冷してみました。
今回は途中つまみ食いをしながらの観察程度の実験で、重量測定はありません。
45日後ではほとんど見た目は変わりませんが、数粒しわがある感じで、特に上の方の粒が水分蒸発しやすいのではないかと考えます。
100日経過するとさすがに痛んだ粒が1割ほど確認できました。残った粒は入庫当初より柔らかくなっていますが、まだ固くしっかりしている粒も残っています。

〇あくまで私見ですが・・・
今までの保冷実験の結果、入庫時の状態によりますが、いちご15日 ぶどう40日 梨120日位は保冷後の出荷ができるのではと考えております。
〇今後さつまいもなどの追熟する植物や花等の保冷実験を検討中です。